シンプソンズの未来予測が的中している。

ノストラダムスにマヤ人、そして現代における霊能力者など、人類が誕生して以来、未来を予言する行為は各時代で行われてきました。

彼らの予想は人類にとって悲惨な結末が大半を占めていますが、その多くが外れたり、突飛なものであることから、人々が軽視する傾向にあることも事実です。

そんな中、私たちが生きている間に、それも近い将来起こり得ることを予想し、その多くを的中させている”人物”が存在しています。

今まで15の予言が的中した

アメリカのテレビアニメシリーズ「ザ・シンプソンズ」は、1989年の放送開始以来、30年以上にわたって約673のエピソードと31のシリーズを制作し、世界で親しまれています。

架空の街スプリングフィールドに住むシンプソン一家が繰り広げる奇想天外な日常生活を描いた爆笑コメディで、個性的なキャラクターたちが家族、社会、政治などに対する痛烈な風刺をユーモアを交えて展開する魅力があります。

過去エピソードの中には、放送当時にギャグとして描いたことが、後に現実世界の出来事とリンクしたことが話題となり、確認されているだけでその数は15にのぼります。

アメリカ大統領を先読みした

例えば、2000年に放送された「リサ大統領のホワイトハウス」では、長女リサがアメリカの大統領となる未来が描かれており、2021年の大統領選挙で史上初の女性副大統領誕生を先読みしたといわれています。

大統領となったリサの容姿と、就任式でのカマラ・ハリスの装いが酷似しており、役職こそ違うものの、ハリス大統領のホワイトハウス入りを20年以上も前に予見していた、と話題になりました。

さらに、同エピソードでは、ドナルド・トランプの大統領から政権を引き継ぐシーンがあったことから、類似点が多いことも事実です。

コロナウイルスの出現を予想した

今から30年前に放送された「マージの逮捕」では、海外から輸入した小包の中に入っていたインフルエンザのウイルスが街中に蔓延するストーリーが描かれており、これが2020年のコロナウイルスの出現とリンクしています。

同時に、2022年に再流行したサル痘について予言した内容も含まれていることから、病気に関する未来予測も的中したといわれています。

エリザベス女王の死去日が的中した

直近では、イギリスのエリザベス2世が亡くなることを2022年であると暗示した時期が、単に偶然の一致によるものとは考えにくいという議論が巻き起こっています。

この背景には、ストーリーに出てくるチラシの数字が実際の死去の日付とも読み替えられることがあり、ただのアニメではない「本物」として注目されています。

2023年、第三次世界大戦が起きる

このように数々の未来予測を的中してきたシンプソンズは、2023年以降も予測も次々と発表しています。

中でも、アメリカと中国による核戦争が起きることをストーリーにあげ、これは第三次世界大戦の始まりを意味するともいわれています。

昨年のロシア・ウクライナ戦争を予言したこともあり、あらゆることが起こる恐ろしい年になる可能性を真剣に受け止めるべきとの声も多くあがっています。

シンプソンズがこのように予言を的中させてきたそのストーリーは、タイムマシンに例えられていますが、実は多くの専門家による研究や分析を組み込んでいるといわれています。

日本人にとってはあまり馴染みのないアニメですが、YouTubeなどで容易な状態で視聴できるようになった今、シンプソンズで未来のことを考えてみても良いかもしれません。

引用画像:
https://front-row.jp/_ct/17426847
https://sot.com.al/english/bota/ne-rrjet-po-behet-nami-a-e-parashikuan-vertete-the-simpsons-ndarjen-nga-jet-i536952
https://metro.co.uk/2022/02/26/the-simpsons-boss-shares-special-cartoon-in-solidarity-with-ukraine-16179684/

参考サイト: