人生100年時代といわれる今日において、定年退職を迎えた後に起業や転職する人。
そして今のうちから、副業でスキルアップや知識をつけておくことでセカンドライフに備える人も多いのではないでしょうか。
そんな関心が高まる、日本政府も推進している「副業」ですが、今、ユニークな副業で活躍している人がいます。その副業は「死んだふり」です。
この1年間、ケンタッキー州エリザベスタウンのレストランマネージャーであるジョシュ・ナリーさん (42歳)は、ブルーグラス州のさまざまな場所で毎日TikTok投稿を作成しています。
そして、「映画やテレビ番組」で「死んだふり」する役者を求めてキャンペーンを行ってきました。
彼のTikTokではトウモロコシ畑のようなクリエイティブな場所で、看板の下で死に、「死んだふりで映画やテレビ番組に出演するまで」とPRします。
彼は死んだふり投稿を何日続けているかを数えています。
そして場所は常に異なりますが、彼の姿勢はほとんど変わりません。
ほとんどの場合、彼は川のほとり、誰かの前庭の芝生、または地元の公園の雪、土、草、または岩の上にうつぶせに横たわっています。
「死んだ男」のポーズを300回以上投稿
時折、ジョシュ・ナリーさんは「死んだ男」のポーズを変えて、崩れかけたレンガの壁にもたれかかったり、階段のふもとで頭をもたげたりします。
彼のTikTokページをチェックすると、ソルトリバーのほとりでうつ伏せになったりしています。
また、土手にひれ伏したりするなど、何百もの生気のないシーンでジョシュ・ナリーさんの350以上のエントリーを見つけることができます。
また、「私はカメラの前で話すのは好きではありませんが、横になって死んだふりをすることは簡単にできます」と彼は笑います。
「これらの投稿を300回以上行って、「静止画のように見えないように、ビデオに何らかの動きを持たせるのが最善だとわかりました」と彼は語りました。
超人気番組からオファー
そしてTikTokで同じことを200日間連続で行い、CBSから連絡を受けたと述べています。そしてCSIで夢の「死んだふり」の仕事を獲得しました。
ジョシュ・ナリーさんは、演技経験はまったくありませんが、「死んだ」役を演じるのはとても自然です。
CBSの超人気番組「CSI:ベガス」の次のエピソードで死んだ男を演じるようキャスティングされることになりました。
「CBSから、TikTokで私を見て、その役をオファーしたいとのメールが届きました」とジョシュ・ナリーさんは語ります。そして彼は、11月3 日木曜日に放送されるエピソードに出演します。
ジョシュ・ナリーさんは演技の経験はないといいます。「可能な限り少ない労力で映画に出演できるかもしれません。」と語りました。
さらに演技の経験はない、ジョシュ・ナリーさんですが、今では「死んだふり」でミュージックビデオや低予算の映画に出演してほしいと人々からもオファーを受けています。
アイディアとTikTokの継続で夢を掴んだジョシュ・ナリーさん。ユニークな切り口ですが、ひとつの副業の方法として参考になるのではないでしょうか?
引用画像:
TikTok: @living_dead_josh
CBS Vegas
参考サイト:
Josh Nalley of Elizabethtown, Kentucky, has been posting on TikTok each day for over a year with the goal of being cast as a 'dead guy' on a TV show.
This Kentucky-based TikToker wanted to find a low-effort way to land a movie part. So, he posed as a dead body on TikTok for 200 days -- and then CBS reached out.