人間はロボットと結婚する時代になる。

社会の分断や格差の拡大、食糧や環境問題などさまざまな課題が山積する中、2030年は過去の常識は通用しない「ゲームチェンジの時」だといわれ、そこに向けて世界中が動き出しています。

そんな中、2030年はまるで「明日のこと」だと考える人が現れ、今から100年後の「近い未来」について、詳細に予測をする人物が存在しています。

テクノロジーの未来を予測している

アメリカに住むティム・エナルズは、2週間に1回、自身のYouTubeチャンネルで独自に分析した未来予測の配信を行なっています。

約10年間テクノロジー分野で働いている経験を活かし、これまでの進化を分析し、人間とロボットがどのような関係性を築いていくかを詳細に洞察し、動画で発信しています。

家に1台ロボットが存在する

ロボットの持つ人工知能は、2040年代に標準的な人間が行う作業はロボットが担うようになり、2050年代には人間型ロボットが各家庭に1台あることは当たり前の「家電」になることが予測されています。

本物の人間のように考え、行動するロボットが世界で10億台稼働することで、いくつかの国では一気に100年分の急速な経済成長を経験することになるとみられています。

人間はロボットと家族を作る

そして2070年代になると、人間型ロボットは見た目も動作も人間との違いがなくなり、公共の場においてロボットであることに誰にも気付かれずに歩き回ると予測されています。

そのため、人間はロボットと結婚する割合が増加し、ロボットの子どもを購入することで完璧な「家族」を作っていくとみられています。

ロボットを神格化する

「超知能AI」が登場する2080年代になると、一部の人間はロボットを神として崇拝する新しい宗教を始めることが予想されています。

ちょうどその頃、ロボットの進歩を阻止する人間が出現しますが、企業や政府のトップまでもがロボットに置き換わることから、さらに人間の肩身は狭くなると分析されています。

このように一部の専門家によるロボットが台頭するという未来予測は「極端な話」との見方もあることは事実です。

しかし、現にロボットが便利な側面が大きいと分かった今、ロボットを道具として使い、うまく付き合っていくしか方法はないのかもしれません。

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