バカ売れ『ダイエット薬』がある。

「ダイエットに成功しても、しばらくするとリバウンドしてしまう」「体重が短期間で大きく増減する」「一時的に体重を減らすことができても、維持するのが難しい」。

運動、食事、サプリなどあれこれ試しているが、「トータルで見ると減量効果がほとんどない」そんなお悩みの人が多いのではないでしょうか?

「過体重や肥満で体重を減らして維持したい」人に朗報です。近い将来、そのお悩みが解消できるかもしれません。

今回、アメリカでは奇跡のクスリと言われている、肥満治療薬「Wegovy」を紹介します。

Wegovyとは肥満 (BMI ≥30) または過体重 (超過体重) (BMI ≥27) の成人向けの注射可能な処方薬です。

世界初、唯一の体重管理のためのGLP-1週1回皮下投与製剤が米国でFDA承認されました。

少ない食事でも満腹感をもたらす。

GLP-1(グルカゴン様ペプチド1)とは、もともと私たちの体に備わっています。

食事をとった際に含まれるブドウ糖やタンパク質、脂肪など様々な栄養素から刺激を受けとり、小腸から分泌されます。

その後、脳、胃、膵臓、脂肪、血管、筋肉など様々な部位に効果を及ぼします。このGLP-1の分泌が不足していたり、分解されやすかったりすると太りやすい体質になってしまいます。

しかし、GLP-1受容体作動薬を使うことにより補うことができます。

つまり脳にはたらきかけて食欲を抑える。胃の動きを遅くする。ゆっくり吸収させることで、胃の中に食べ物が残っている時間を長引かせます。

そのことで少ない食事量でも満腹感をもたらして血糖値の上昇を抑えることができるといいます。

Wegovyは型糖尿病患者向けのセマグルチド化合物で構成され、体重を減らして維持する長期的な体重管理に使用されます。現在、EUおよびその他の国で規制当局により審査中です。

(日本では未承認)5 から 10 ポンドを速く減量しようとする多くの人々によって使用されていると言います。

イーロン・マスクも使用を公にしている

Wegovy を使用している患者は、体重が15%減少することが示されています。また他の体験者は、「10 ポンド減量したかったのですが、最終的には 19 ポンド減りました」と語ります。

ワークアウトが好きではないと公に宣言したイーロン マスクですが、最近ツイッターでWegovyの使用を認めた最新の有名人です。

その他のセレブや有名人も使用しているのではないかと噂されています。

メリットの大きい薬ですが、デメリットもあります。この薬は保険が適用されないため高額で、月額 1,300 ドル以上の費用がかかる可能性があります。

また副作用が発生する可能性があると製造会社は報告しています。

薬を服一般的な副作用は吐き気、下痢、嘔吐、便秘、胃 (腹部) の痛み、頭痛、疲労感 (疲労)、胃の不調、めまい、膨満感、げっぷ、ガス、胸やけなどがあります。

体験談によると、最初5~6週間は、胃酸の逆流と胸やけに新たに悩まされたと報告しています。効果が最も顕著だった最初の頃、まったく空腹ではありませんでした。

ゆっくりと食事をし、食事に気をつけなければなりませんでした。食べ過ぎると病気になると医者に言われましたとのこと。

米国では過体重、肥満の割合は70%を超えているといいます。そのような人から「奇跡のクスリ」が支持されているようです。


現在は人気により新規ユーザーへの供給が追いついていないと製造元は報告しています。

副作用もあるようですがメリットが大きい。いま米国で人気のあるダイエット薬は日本でも承認される日が近いかもません。



参考サイト: